タイトルは松尾芭蕉の句です。
現代日本では4月スタートのことが多いです。
そのため僕は、初心を忘れないためにもこの句が好きです。
芭蕉が詠んだ意味とはちょっと異なり、自分自身の解釈が入っていますけどね。
東京は、昨日からの雨で桜は散ってしまうのですかね。
それならば葉桜を楽しむのも良し。
近所の川沿いの桜の名所にて、花弁でピンクに染まった水面を楽しむのも良し。
水面が花弁で覆い尽くされるのは本当に美しい。
ピンクの川はこの時期しか楽しめない。
桜はソメイヨシノだけじゃないので、僕はGWくらいまで欲張って桜を楽しみます。
明治になって、ソメイヨシノばかり植えてしまったものだから、桜は今の時期に楽しむみたいになってしまった。
だけど、桜は600種類以上もあって、開花時期も異なるのでまだまだ大丈夫。
江戸時代以前の人達は、この開花時期の違いで数種の桜を長期間楽しんだそうです。
そう考えると現代人は、年に一度だけしか花見をしないのは寂しいですね。
浜離宮とか日本庭園に行って、僕はこれから1ヶ月ぐらいは楽しみます。
日本Tシャツ 昭和元禄
http://www.showa-genroku.com/
80を超えているのに、庭で野菜を作ったり、旅行に行ったりと余生を楽しんでいます。
子供の頃は、一緒に住んでいましたが、元気なので離れて住んでいても安心です。
また料理が上手くて、おはぎやモツ煮の味噌汁のようなもの(名前が無い謎の料理)は絶品です。
祖父同様、僕に「ある意味」日本人としての英才教育を施してくれた人です。
そんな祖母に先日会ってきました。
色々話をしているうちに、僕が聞いた。
「今何歳だっけ?」
「私は陛下の10歳上よ。」
と格好良い答え方をした。
女性にはいくつになっても年齢は聞いてはいけないのでしょうかね?
日本Tシャツ 昭和元禄
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既存のメディア(新聞、テレビ、出版など)が、一方的に情報を与える時代は変わりつつある。
しかし、ただ情報を垂れ流すだけではおもしろくない。
昭和元禄は日本Tシャツを名乗っているので、日本の文化や伝統の情報もあるコンテンツがあればおもしろいと思っていました。
ただ情報を得るだけでなく、現実の世界とリンクしている方がおもしろい。
地の利を生かし、昭和元禄の事務所がある深川の観光案内をやってみようと思っていた。
勿論、この街が好きだからというのがあります。
Tシャツの着用写真は、ほとんど深川周辺の神社仏閣などで撮影していた。
実はこのためだったのです。
その第一弾として「深川七福神巡り」を掲載しました。
まだ地図を載せただけだが、これからもっと情報を載せていこうと思っています。
勿論、七福神だけではなく、江戸三大祭の一つである深川八幡祭りもあるし、他にも神社仏閣や観光名所はある。
だからまだまだ充実させる。
そして深川だけでなく、もっと全国的に共通点があるものもある。
例えば、戦国武将や鍋料理とか色々。
(ここらへんは既にやっている人がいるので、僕はやりません。)
そういうものもとりあげていけば、どんどん広がりが出来てきておもしろくなる。
今は未だ企画中なので、ここでは書けないが、おたのしみに!

深川七福神巡り
http://www.showa-genroku.com/fukagawa/shichihukujin.htm
日本Tシャツ 昭和元禄
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駿河湾を挟んで望む富嶽の美しい眺めで有名な、三保の松原。
この松林を抜けると、駿河湾に出ます。
僕は基本的に偏った人間なので、1つのものに執着しますw
多分、三保だけで30枚は撮りましたw
あ、富嶽の美しさに心を奪われて、羽衣伝説の舞台でもあり、天女が舞いおりたとされる羽衣の松の写真を撮り忘れたw
これらの物が無かった時代はもっと綺麗だったのだろうな。
でも、こういう人工建造物にも心惹かれます。
テトラポットも結構撮りましたw
駿河に行く道中にて富士川SAにて休憩。
写真手前の川は富士川です。
残念ながら富嶽には雲がかかっています。
駿河滞在中は天候に恵まれたのですが、この時だけは富嶽は見られませんでした。
風がなく、小春日和だったので富士川の水面には東名高速がはっきりと写っています。
こんな日の早朝に本栖湖などでは、逆さ富士が見られるのでしょう。
一度は見てみたいものです。
逆さ富士は山梨側からの方が美しいそうです。
甲府在住の友人が必死に説明していましたw
日本Tシャツ 昭和元禄
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近所の写真です。
うちの近所は野良猫?が多い。
神社仏閣が多く、江戸時代からの観光地なので、静かなところです。
車も少ないので、深夜になると道の真ん中で寝ています。
たまに、大量虐殺があったんじゃないか、と思うくらい沢山の猫が道の真ん中で寝ている時もあります(笑)。
昭和元禄に猫Tシャツはないですが、3連休はアキバへ!
■WONDER "T" FESTIVAL48「KEEP ON,MOVE ON」
2007.11.23(Fri)24(Sat)25(Sun)3Days!!
11:30-20:00
場所:秋葉原三月兎
http://
日本Tシャツ 昭和元禄
http://
澁澤龍彦展に行ってきました。
澁澤龍彦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%81%E6%BE%A4%E9%BE%8D%E5%BD%A6
横須賀まで行って良かったです。
僕みたいな人間が澁澤氏を語ることは恐れ多いので、コメントは勘弁してください。
生き様が伝わりましたよ。
小説家という枠を超えて、「澁澤龍彦」という運動体ですね。
軸がぶれずにしっかりと根のはった人間の生き様は、刺激的です。
僕の趣味趣向は世間から見たら、傍系だと思います。
音楽等の好みや価値観、イデオロギーは、間違いなく世間の少数派に属していると思う。
でも僕は、自分の立ち位置も認識しているつもりだし、価値観やイデオロギーには自信を持っている。
誤解を恐れずに言うと、僕はノンポリというものになりたくない。
いい歳をしてイデオロギーや信念を持たないのは、何も考えないで生きているのではないかと思ってしまう。
むしろ向き合わずに逃げてきた結果なのではと。
別に右が正しいとか、左が正しいということは他人に押しつけるつもりは無い。
その人が、真剣に考えて辿り着いた結果ならば、それを尊重する。
むしろその信念と心中する覚悟が見られたならば、尊敬できる。
政治的なものや人物を題材に作品を作った時に、その作者が
「あらゆる宗教・民族主義・政治団体と一切の関係がありません。」
「特定の民族・主義・宗教を、誹謗・賛美する思想も、一切持っておりません。」
という記述をしている場合がある。
それどころか
「当方は危険な思想は持っていません」
なんて言う輩も。
逆にそういう風に言う方が危険なんじゃないのか?
あ、じゃあ僕は危険な人間かw
題材にした人物や出来事に対して失礼じゃないのか?
彼等は命を賭けていたんだよ。
そういう風に言い訳するなら、作るなよ。
僕は、圧力をかけられても、覚悟はしてるよ。
仕事で思想や宗教的なことを持ち出すのは、良くないということは理解している。
でも作品ならば、出しても良いでしょ。
生き様を晒さないでどうすんのよ。
現在の僕の主な表現手段はTシャツだが、綺麗ごとだが、極論を言うと金儲けのためではない。
「僕」という運動体が、新しいイデオロギーや価値観を構築するためにやっている。
もっとおもしろくて、世間に届く手段があるならば、簡単にそちらへ行くだろう。
振り幅の広さやある意味の身軽さというものは、持ち続けていたいしね。
でもまだまだ僕の表現力は乏しいな。
内面にある物を、上手く外に出せない。
表現方法をもっと勉強しなければならないね。
東京都よくやった!
理由は清澄庭園があるからです。
借景というやつです。
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都内には日本庭園が多いけれど、がっかりさせられることが多い。
特に浜離宮なんか、ビルや首都高が見えて魅力が半減です。
わが国の宗教や文化の美点は、柔軟な点があげられる。
決して杓子定規ではなく、間口が広い。
だから周囲の風景が変わっても、それが魅力的ならばいいのだが、コンクリートジャングルはどうもいただけない。
これらのことが庶民の住宅にもみることができる。
日本の住宅は西洋のそれと比べて、「ウサギ小屋」と言われている通り狭い。
しかし、襖を外せば広くもなり、「縁側」という素晴らしいものもある。
襖や障子を開けると、日本家屋には庭がある。
猫の額ほどの庭でも、縁側があることにより部屋が無限に広がっているようにも感じることができる。
これらこそが我が国の美であると思う。
柔軟な思考はそれぞれの可能性を広げ、杓子定規な思考は己を殺す。
そしてこの美の中に己の発展に必要なヒントが隠されているのかと思う。