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2024/04/26 02:09 |
正統ト傍系ノハザマ

澁澤龍彦展に行ってきました。

澁澤龍彦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%81%E6%BE%A4%E9%BE%8D%E5%BD%A6

横須賀まで行って良かったです。
僕みたいな人間が澁澤氏を語ることは恐れ多いので、コメントは勘弁してください。
生き様が伝わりましたよ。
小説家という枠を超えて、「澁澤龍彦」という運動体ですね。
軸がぶれずにしっかりと根のはった人間の生き様は、刺激的です。


僕の趣味趣向は世間から見たら、傍系だと思います。
音楽等の好みや価値観、イデオロギーは、間違いなく世間の少数派に属していると思う。
でも僕は、自分の立ち位置も認識しているつもりだし、価値観やイデオロギーには自信を持っている。

誤解を恐れずに言うと、僕はノンポリというものになりたくない。
いい歳をしてイデオロギーや信念を持たないのは、何も考えないで生きているのではないかと思ってしまう。
むしろ向き合わずに逃げてきた結果なのではと。
別に右が正しいとか、左が正しいということは他人に押しつけるつもりは無い。
その人が、真剣に考えて辿り着いた結果ならば、それを尊重する。
むしろその信念と心中する覚悟が見られたならば、尊敬できる。

政治的なものや人物を題材に作品を作った時に、その作者が

「あらゆる宗教・民族主義・政治団体と一切の関係がありません。」
「特定の民族・主義・宗教を、誹謗・賛美する思想も、一切持っておりません。」

という記述をしている場合がある。
それどころか

「当方は危険な思想は持っていません」

なんて言う輩も。
逆にそういう風に言う方が危険なんじゃないのか?
あ、じゃあ僕は危険な人間かw
題材にした人物や出来事に対して失礼じゃないのか?
彼等は命を賭けていたんだよ。
そういう風に言い訳するなら、作るなよ。
僕は、圧力をかけられても、覚悟はしてるよ。

仕事で思想や宗教的なことを持ち出すのは、良くないということは理解している。
でも作品ならば、出しても良いでしょ。
生き様を晒さないでどうすんのよ。

現在の僕の主な表現手段はTシャツだが、綺麗ごとだが、極論を言うと金儲けのためではない。
「僕」という運動体が、新しいイデオロギーや価値観を構築するためにやっている。
もっとおもしろくて、世間に届く手段があるならば、簡単にそちらへ行くだろう。
振り幅の広さやある意味の身軽さというものは、持ち続けていたいしね。

でもまだまだ僕の表現力は乏しいな。
内面にある物を、上手く外に出せない。
表現方法をもっと勉強しなければならないね。

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2007/11/05 02:41 | Comments(0) | TrackBack() | 日本

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