イラストレータ兼漫画家の工藤宏平氏によるイラストです。
発売前から、各方面で評判になっていたデザインです。
良い打ち合わせが出来たので、まさに相乗効果で良い作品が出来ました。
体は売っても心は売らない気高さと、妖艶さが同居したデザインです。
どこの国でも色町というのは、負の歴史だと思います。しかし吉原は他のそれ少しとは違って、単なる遊興の巷ではなく、文芸や歌謡等の文化の発信地という顔も持っていました。江戸の文化の一端を担った女性たちをとりあげた作品です。
吉原には、各地の女性が集まっていたため、各地の方言が使われていた。それでは色気が無いとのことで、優艶な吉原言葉が生まれた。そして生まれたのが「ありんす言葉」です。そして当時、吉原を外国にみたてて、「ありんす国」と呼ぶ人もあった。川柳にも
日本を越すとアリンス国へ出る
日本からアリンス国は遠からず
と詠まれている。
そういう訳で、アリンス国の観光パンフレット風に作りました。
ありんす国
http://
PR
トラックバック
トラックバックURL: